
QFT(クエスチョン・フォーミュレーション・テクニック)はアメリカのRight Question Institute (RQI)によって開発された「質問づくりの手法」で、参加者が主体的にテーマに関する質問を考え出し、それを通じて深い洞察を得たり問題解決を進めたりするためのアプローチです。そしてQFTは以下の7つのステップより構成されます。
(1) 質問の焦点を示す(テーマ、目標)
(2) 質問づくりのルールを紹介する
(3) 質問を作り出す(発散)
(4) 質問を改善する
(5) 質問に優先順位をつける(収束)
(6) 次のステップ
(7) 振り返り(メタ認知)
ファシリテーターが(1)テーマとして質問の焦点(Q-Focus)を与え、メンバーは主体的、対話的に(3)質問を作り出し、(4)オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンの言い換え等を通じ、質問を改善して、(5)優先順位をつけ、質問を3~5に絞り、(6)計画、行動を実施し、(7)結果を振り返るといった一連の流れを通じて、深い学びを体験することができるワークショップです。
ところで、我々がビジネスにおいてアイデアを創出する際、ブレインストーミング手法として利用するKJ法やデザインシンキングは、アイデアを発散させ、グルーピングによって整理し、話し合いによって優先順位をつけ、重要アイデアを絞り込むといった一連の流れにおいてはQFTと共通点がありますが、QFTはそもそも「問い」「質問」を発信するところから始めるので、より多角的な視点からの発想が出やすく、また、「課題設定・解決能力」を磨くという意味でも、最適のワークショップであると思われます。
